キノの旅　第11話「大人の国-Natural Rights-」

評価　★★
カサブタだらけの情熱を忘れたくない

　　　　　　

キノという旅人と出会った頃のことを思い出す少女

「この町にホテルはないかな？」

ア○ネスー！　はやくきてくれー！

自分の家がそうだからと、案内する少女

で、捨ててあったモトラドを修理するキノと仲良くなる少女

少女はキノに、なんの仕事をしているかをたずねるが……

十四松だよっ！

そんなキノを国の価値観から不思議がる少女

国の事情と強制的に大人になる手術も反対はしないが、
キノは自分は自分であることを誇らしげに語る

ぼええええ！

そんなキノに憧れたのか、手術の前に両親に別の方法はないかときいてしまう少女

それまではニコニコしていた両親もこれには豹変

汚い旅野郎ことキノに食って掛かる父親

殺されそうな雰囲気でもどこか余裕をみせるキノだったが、
少女を処分するときいて、少女の前に飛び出す！

貴重なロリコンが……

白々しい演技を続け、少女も始末しようする両親の姿に絶望する少女

と、謎の声が……

~~力が欲しいか？~~

その声に従い、キノの修理したモトラドにまたがる少女

そして、少女は国と名前を捨てて、自分を助けてくれたキノの名を名乗るようになる……

大人の国といいつつ、結局成熟はしていないという皮肉な話だよな
まあ、国のタブーである部分にさえふれなければ、社会的に問題のない人間ではあるのかもしれないけど
中々難しい問題だよね
しかし、キノになる前の歌手ではなく、キノのような旅人をやってるあたり
現キノに自由意志はあるのかってちょっとなってしまうな
歌って殺せる吟遊詩人にでもなればよかったのに……師匠が悪影響を与えすぎか？