銀魂゜さらば真選組篇三「忘れもの」

評価　★★★★
ずっとスタンバってました！

あんまりシリアスじゃないＢＧＭの中で近藤さんを誘う桂さん

一方、佐々木は信女と話をしてそのやり口を呆れられる
（やれやれ気の早い娘だ……忘れちゃいませんよ……
　私も貴方も地べたでうまれた……ならば還る場所も同じです）
わざわざ三人を同じ監獄に送ったり、新政府とは違う思惑が……

で、説得を続ける桂さん
さらっと食い逃げ常習犯であることを語るなw

誰が江戸を守るんだと脱獄に異を唱え続けるが……惚れた女ときき、今の状況をきく

そのお妙さんは、前回のことで落ち込み中
銀さんも手配されて、残された土方はまだ考え中

前回、攘夷志士と隊士達と合流した沖田だったが
助けに行くのも見捨てるのも土方がいないければ……と待つ

「守りたいものがあるならば打ち破れ。この歪んだ檻を……！
　守れるものがあるなら、引きちぎれ。その錆びた鎖を……！
　貴様らにその剣を握らせ続けたのは、時代とともにうつろう脆き法か？
　否！　貴様らが魂に誓った鉄の掟……局中法度のはずだ！」

そして、封鎖された扉のテープを断ち切る土方
しかし、のばした手は止まり、そのまま空を切る

「忘れものか？」
銀さんの問いかけに頷き、二度と帰ってこれないと真選組での日々を思い出す
……ホントろくなのがないなw

「まだ、今なら間に合う」

二人で開けた扉の先には……
「まだどっちも守れる。お前なら……お前達なら」
いや、ちょっと待て？　スタンバっていたのはいいけど……テープわざわざかけ直したのか？
まあ、梯子か何か使ったのかもしれないけど

差し出された制服にはいつも通りのイタズラ

そんなこんなで、桂一派と合流
しかし、いきなり物騒な事を言い出す土方
「俺達は戦う宿命だ！　つまり、この共同作戦が俺達の最後の戦いだ！」
最初から共闘っていえよ！　ギャグ漫画だから無駄に争うかもしれないだろw

やはり反対する近藤さんだったが、お互いの強さを知ってるから大丈夫と説得
近くできいていた片栗虎も乗り、

「共に行こう。あの男のかつての敵と、かつての家臣で……
　あの男が夢見た場所へ！　この国の夜明けへ！」
と、カッコつけたものの、片栗虎に投げた仮死になる薬がバウンドして……いきなりダウン

脱出の段取りがわからないので混乱する二人
とりあえず、全てをゴリラのせいにして死んだフリ

そこへ都合よく看守もくるが……
チラっと見たら、暗殺手前で危機一髪

天照院奈落の刺客
まだ仮死状態の桂さんに焦るが、連携で切り抜ける
……というか、仮死状態も演技か？

番兵も殺され、敵の動きも読めない
もう迷ってる場合じゃないと改めて覚悟を決める三人

しかし、監獄は抜け出せても絶海の孤島ということで外の助けなしでは出られない
ショックを受けたまま次回へ

こういう引きだと、あっちむいて　こっちむいて～♪も合うなw
まあ、こういう引きじゃないと……何もいうめぇ

しかし、宿命の敵同士が組むと盛り上がってるけど……言うほどお前ら争ってないだろ感も強い
一応、爆弾しかけたり字面だけならけっこうな関係ではあるんだけど
どの話もシリアスってより、ギャグだったからなぁ
まあ、ギャグしかやってないネタキャラが仲間として活躍するみたいなもんと考えれば
それはそれで熱いけど、もう少しちゃんとした敵対話もいれるべきだったかもしれない
やりすぎると今回のような共闘もモヤっとするから難しいとこだけどね