もういっぽん！　第10話「勝つ以外ある？」

評価　★★★★
此方も抜かねば…無作法というもの！

　　

２回戦、青西VS錦山開始！

観戦していたなっちゃん達は、未知をみて「おもしれー女…！」と驚嘆

まさかの二人抜きに、青西メンバーも驚く

で、このまま３人目も……とフラグを立てて、
相手ポイントゲッター・堂本恵に瞬殺されてしまう

その姿に負けた未知も痺れる憧れる

さすがにバテていたし、まだまだリードしている……次の人が止めれば……
と引きつる早苗

いや、次はお前やで？

そして、県大会連続２位のパワーに振り回された早苗は技を仕掛けられず
指導を食らってしまう

……実力差ありすぎて、防戦一方でもダメってことなのか
厳しいな

３回受けると技ありの判定になるので、焦る早苗

そして、得意技の寝技に持ち込む

南雲も対戦相手である恵も、時間を稼いで体力を削る作戦だと考えるが
未知は別の可能性に……

寝技は努力の量が成長に比例する……頑張った分だけちゃんと強くなる

その信念のもと、勝つために寝技をかけ続ける

恵もそのことに気づき、激しい攻防が繰り広げられる

最後まで挑み続けた早苗だったが、２回目の技ありをとられて……敗北

その姿に今まで一人で試合をしてきた姫野は……

引き分け？　勝つ以外ある？

……せやかて工藤、相手だって背負ってるもんあるしなぁ

開始早々で奇襲の寝技勝負を仕掛ける姫野！

だが、やはり決まらない

こんなところで終わらせない！

依然、恵が優勢

しかし、技が防げそうにない時はラインギリギリのポジションどりをしているので
なんとかポイントはとられずにすんでいる

解説してるそばから、指導をとられてしまうが……

奇襲に使った技やあのラインの技術は、色んな学校との合同練習で身に着けてきた
と、語る先生

技のデパートや！

だが、ついに技ありに……

お互いの体力も……

と、南雲の情報を思い出す姫野

終盤までもたれた試合では、巻き込み系の技で一本をとりにいく大きい人あるある？

そして、姫野はそれに山をはり……

絶対に勝つ！

……恵は成功体験が足を引っ張ったと言えるかもな

続く副将も、引き分けに持ち込む姫野だった

そして、早苗と南雲を抱きしめ。お礼を言う

そんな姫野に、部活をやめてからも続けていた走り込みがいきたと語り掛ける先生

みんなの合わせ技だ！

何はともあれ、これで一対一
錦山の大将をつとめる二年生は気が弱そうだが……？

だが、錦山の面子が自信をもって送り出していることに、違和感を覚える早苗

南雲が言うには、インハイ予選の全試合を一本勝ちしているスピードタイプのエースらしい

それ、早く言ってよ～

しかし、青西のエースである永遠も意外性では負けておらず……
いっぽん！

勝利を喜ぶ青西の面々だったが、次の試合の相手は優勝候補……~~絶刀の魔術師~~立川学園！

これぞ王道と言うカンジの良い試合だったね
負けた理由、勝った理由にも納得ができるものが多かったし
ライバルサイドが何も悪いことしてなくても、悪役みたいに扱われるスポーツ漫画も多い中、
ちゃんと正々堂々試合して、主人公サイドにも負けていない思いをみせていたのは素晴らしい